昨日分ではWindows8相手に.net Frameworkの入れ方ではまりましたが、実はあれは今日のための序章でした。
もともとやりたかったことというと
・Windows 8 上に VMWare ESXi 用のクライアント vSphere Client 4.1 をインストールする
ということでした。
どこが問題かというと、このクライアントのインストーラはWindows7までしか認識してくれないところです。
「互換性オプション」でどうにかなる、普通はそう思いますよね。
そうは取次が納入しません。
「このインストーラはWindows XP SP2以降にしかインストールできない」と宣います。
まず最初の問題は、VMWareからもらってきたインストーラは7-Zipという圧縮の自己解凍exeであるところです。
「互換性オプション」をWindows 7などにしても、自己解凍をWindows7風にやってくれているだけで、次の解凍されたインストーラはばっちりWindows 8として実行されていたのです。
本物のインストーラを捕まえよう
エクスプローラのアドレスバーに「%temp%」って入れると、C:\User\Kayo\Appdata\LocalLow.......というフォルダに連れて行ってくれます。
ここをにらみながら、インストーラを実行すると・・・
.7Zxxxxxってフォルダが出来て、その中に
VMware-viclient.exe
と
redistフォルダが現れます。
redistフォルダにはVisualJランタイム(vjreedistx86/x64)が入っています。これがないとインストーラが走らないそうなのですが、VJって20世紀末に絶滅しませんでしたっけ。
このランタイムをインストールしようとすると、.net Framework 2.0以上が必要だと言われます。
redistフォルダにはこれも入っているので、ダブルクリックすると…昨日の問題になるわけです。.net Framework 3.5をWindows8に入れるのは、外部アクセスを管理された環境では思わぬ泥沼になります。
.net 3.5 SP1 を入れてvjredist を入れて、VMware-viclient.exe を互換性について「Windows7」に設定してインストール。
これで、めでたくvSpehre Client が立ち上がりました。
vSphere5系列がそろそろ欲しいのですが、動かせるサーバーをなかなか買ってもらえないのでまだ我慢です。
ESXi 4.1の載ったサーバーはわたしが入社した頃からあるポンコツだけど、Windows 8だって、Server 2012だって、2012R2プレビューだってちゃんと動くんです。まだ頑張ります。
ESXi 4.1でなぜWindows8が走るのか…それは内緒です。
下のバナーをクリックしてもらえたら、紹介しちゃうかも。

にほんブログ村
この記事へのコメント